暫。 ショーが跳ねたら逢いましょう
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2010.03.22 *Mon*

ショーが跳ねたら逢いましょう

以前からちょこちょこと言っていますが、野球が好きでございます。
高校野球に始まり、高校からプロへ行った子を追いかけ、今では何時の間にやらプロ野球だけでは飽き足らず2軍もチェックするようになりました。
酷い時はシニア(じっちゃんばっちゃんじゃないよ、中学だよ)の試合を観に行ったりしたものです。
公式試合は勿論、高校のグランドでやってるような練習試合も毎週のように見に行った時もありましたとも。
挙句選手の身内さんと仲がよくなったりね。高校のグランドに詳しくなりましたともええ。
それもこれも一人の選手のおかげです。今はプロに行った、かわいいあの子。
何度も言ってるなかたのしょうさん。そもそも日記で時々出てくるボ部の名前の由来も、彼の堂々とした体躯がBOSSみたいだ→略してボ部ってことで、ボスを愛する人達兼ボウズを愛する人達ってことです。
それくらい大好きな選手なんですが、彼が高校生の時は寝ても覚めてもわれわれは情報収集に励んでおりまして(きもい)、ぐぐ先生ややほーに色々とお世話になったものです。
で、調べる事柄がマニアックすぎて、検索かけたら一番最初に表示されるのが自分達のサイトだったりしてもう思わず机につっぷしたりしたものなんですが、その時に出会ったのが本日の本です。
よく見て…表紙を。ほら、『しょう』って言葉があるでしょう…?
そう、私達野球選手のことを調べようとして、ボラ本に行き着いてしまったんだよね、てへっ★
これがなんとあたくしたちの商業ボラ本初体験でございます。ええ。表紙と題名につられましたとも。
人生どう転ぶかわからないものですね…。今となったらどっぷりつかってますとも。
ちなみに今日の本、人外もちゃんと含まれております。


ということで、本日は運命的出会いをしたこの本の感想をば。



ショーが跳ねたら逢いましょう (MARBLE COMICS)ショーが跳ねたら逢いましょう (MARBLE COMICS)
(2006/08)
えすとえむ

商品詳細を見る




題名:ショーが跳ねたら逢いましょう
作者:えすとえむ
初版:2006.9
発行:東京漫画社


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あらすじ:
母親の死をきっかけに舞台に立てなくなったダンサーのテオ。
気分転換にとすすめられた映画出演で若手人気スターのダレンと出逢う。
冗談でしたはずのキスでゴシップ誌は大騒ぎに。
「君の冗談の続きは?」
「…シナリオ次第だ」
華やかなハリウッドスターの恋と人生の物語から京都祇園を舞台にした和の世界まであらゆるシチュエーションを芸術的なタッチで描く待望の初コミックス。

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わたくしたちがボラにはまったのは、この方の本が当時商業に手をつけたことがなかった私達にとっても凄い作品だと思ったからでして。
まあ、この方の作品全部持ってるんですが、この人の話で失敗したーと思うのが先ず無くて、あたくしたちの中では『絵も話も上手い』鉄板の作家さんということになっています。作家買いの人ですね。
この人の描く、なんともいえない男の人の色気というかフェロモンが何ともいえない。
この作者さんの描く世界って独特…というか、本当にお好きな世界をお好きなように描いてらっしゃるというか。
好きなことだから、うわべの知識ではない深い世界を緻密に、リアルに描き込んでるんですよね。
表題作の中に出てくるカルメンの話とか、凄く舞台が見たくなるんだー。
カルメンを踊るテオが、天才的なダンサーという設定なんだけど、こんなダンサーの舞台があるならめっちゃ行きたい。と現実に思ってしまうようなリアルさ。たとえばにじんすきーみたいなイメージでテオを描いてるのかなあ…なんて思った。
実を言うとね、暫は長髪受けってすげーニガテなんですよ。長髪は攻であれ!がモットーでございます。
というかナヨナヨとした受が駄目だから長髪受が駄目っていうことだと思うんだけど、この人のは長髪受でも全く違和感なかったんだよね。というか長髪ということすら脳内にかすりもしなかった。不思議。
しかし寝起きに髭が生えてるっていうのも絵柄とあいまってとってもリアル^^
ストーリーも、これからどうなるんだろう?って匂わすところで終わってるのも素晴らしいというか上手いなあというか。
だから、普通に甘いお話を読みたいという人は『なんじゃいこの尻切れトンボな内容は?』となるのかもですが、いやいやいやこの余韻がいいのだよというか行間を読みたまえよ素晴らしい話ではないかと言いたくなるわけで。
でもこの二人の話に限らず、この作者の話って全て世界観が繋がっていて、別の話でふとしたところで別の登場人物に係わり合いのあるところがさらっと描かれていたりするので注意が必要なんですねぇ。
だから、自身の世界を凄く大切にしてるんだなーと思ったり。

で、それのいい例がこの表題作の次に入っているお話。
お話自体は大きな起承転結があるわけでもない、画廊のオーナーと美大(?)の学生の物語。
なんだけども、実はこのお話、攻の画廊のオーナーの昔のお話が後に発行される『エイジ・コールド・ブルー』に収録されているんですよ。しかも、その時はオーナー受ですよ。あらあらまあまあ。苦難は人を変えた。受男から攻男に。
何にしても昔の恋があんまりにもあんまりな終わりだったので、オーナーには幸せになって欲しいものです。

それから三つ目のお話。ギターねギター。
さっきも書いたエイジ~…の表題作がこの話になってるのよ。
この人の描くおっさんがもう、おっさんを超えておじいさんなんだけど、それがかっこよくてねぇ(しみじみ)。
ほら、日本人のおっさんと外国人のおっさんて違うじゃないですか。ダンディって言葉が似合うのよ。
そんなおっさんと若人を素敵に描いてらっしゃる。
というかこの作者さんっておっさん(というかおじいさん)と若者っていう組み合わせが多いよね。
それがカップリングじゃなくてもこう、物語を構成する上で、おじいさんが昔の話を若者に語ってみせるとか、そういう設定が多い気がします。これはこの人の生み出した新しい表現方法だと思う。
その二人自体はカップリングとかそういうのではないんだけど、にもかかわらずボラとして成り立ってしまうという。

四つ目。これが人外。
またそれまでとはがらっと雰囲気の変わった作品。
読んでて凄く不思議な雰囲気が漂ってるんだけど、最後の最後で種明かしがされるんですね。
最後の最後でえええっとなって、あ、でも素敵って思って、それからもう一度最初に戻って読み直してその不思議さの意味を知る。種明かしがわかったら、その不思議な感覚も理解出来て、なるほどとなるわけでして。
二度楽しめる作品だと思います。最初は不思議な双子の話だとしか思ってなかったから。
ここではその種明かしはしないので、未読の方は是非読んでみてくださいな。

五つ目。いきなり純日本になってびっくりした。極端から極端へ。
まぁたまたじいさんと若者の話ですよ。
にしてもなんでいきなり祇園?って思ったんだけど、京都って同じ日本の中でも、京都の中でも祇園っていったらちょっと異世界というか異空間っぽいじゃないですか。日常とは少しかけ離れた…っていうその雰囲気が作者の絵柄とよくあっているというか。
にしてもこの話はちょっと切ないです。愛した人はもうこの世にいないのに。
そんな切なさをしっとりと描いている作品。
静けさの中に、真夏の虫の鳴き声であったり、風鈴の音が僅かに聞こえるような。
今気づいたんだけど、この人ってびっくりするぐらい擬音語擬態語が一切無い。
でも何故か聞こえてくるその音。無声映画に近い感覚なのかも。何処かしら映画的な作風なので。

それにしても、誰もが思うであろう疑問。
この作者、ほんとに日本人?日本人だとしてもスペインとかに長い間住んでたんじゃないの?とか疑ってしまいますよ。それぐらい海外漫画が板についてます。カバー下のおまけ漫画とか、もう完全にそうですやん。






「結末は考えた?」


「…テオ・ガヤルドが数多の出演依頼を蹴ってダンス界へ復帰


ハリウッド俳優との恋は消え 自らの生きる舞台へ」


「悲恋ものが好みか?」


「舞台で踊る君が見たい


舞台が跳ねたらむかえに行くよ」






ちなみに本物のにじんすきーは跳躍がすさまじかったらしく、舞台の袖から袖まで飛んじゃった超人らしいよ!
それおりんぺっく出た方がいいんじゃね?10メートルは跳んでるよね?



【勝手に評価】
フォーリナー度:★★★★★(かなり出現率高し)
B L度:★★☆(描写があるのは表題作のみ)
総  合:★★★★☆



ダンディなおやじ様や男の人をみたくなったら是非どうぞ。



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Author:万里&おさる
万里とおさるの腐女子シスターズ。
姉なのにおさるに虐げられて過ごす、万年ディフェンス女、万里。
オフェンス担当、α派の笑顔で人をぶった切る(人に言われた)テラドSなオフェンス担当の妹おさる。
二人合わせて暫。

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