2011.05.01 *Sun*
キャッスルマンゴー ①
やっと今日、えすぺーのかくめいへんを観にいったのですよ!!ほんとやっとこさ。
大満足です。隣の女の人がおにぎりむさぼり喰う時の包みをガッサガサする音と、貧乏ゆすりさえ無ければ、よりパーフェクトだったのに…。
毎度お隣さん運が映画では無いのでしたorz
そういえば以前、観にいったまんざいギャングの時には、隣りに座っていたおっちゃんの体臭が刺激臭(…)で、持っていたストールを顔全体にぐるっぐるまきにして(まるでにほんせきぐん…)みたものなぁ…。
傍から見たらどっちの方が怪しいねんって感じですけどね!
とはいうものの、映画自体は僅か2時間でよくこれだけまとめたなぁと感嘆しました。
というか、ドラマからの熱狂的ファンだったので、正直この映画化も期待度がMAXだったんですけども、その期待を裏切られることなく観終わることが出来ました。
人によってはもやっと感の残る終わりではあったと思うんですけど、そこが逆によかったというか。
現実世界に即してて。
しかもそのもやっと感どころか、はっきり言っちゃうとあんま根本的な解決はなされていないんだけども、だからこそその後の想像の余地が多くて、妄想の得意なあたくしたちにとっては非常に美味しい終わりでもありました。
そうですね。全く何も解決されていない…っていう言い方よりも、含みを持たせた終わり方と言った方が正しいのかな。
見る側にとって色々な解釈の仕方が出来るので。
とりあえず、美猿のおかだ君(おれたちの最高の褒め言葉)が演じるいのうえかおるが、最終場面でつつみさん演じるおがたさんによって託された手紙を後生大事に胸ポケットに入れて、いい笑顔でいるのを観て、なんつーか禿げ萌えた。毛根死滅したwww毛根バイバイね^^
あの手紙には一体何が書かれていたんだろうな…って思ったんだけど、おかだ君はあの手紙の封を切ってなかったように見受けました。
お守りの中身をみてはいけないんだよね。そう思いました。
ま。あたくしたちの脳内妄想は、死を覚悟したつつみさんがおかだ君に宛てて書いた手紙なんだから、遺書と見せかけたラブレターなんだと信じて疑っておりませんことですよ。
ほらまた毛が抜けた。おれたちの毛根を返してください。
他にも色々感想はあるのですが、特に印象的なことをいくつか。
つつみさんとかがわさん。何て似てない兄弟だお^^^
でも、つつみさんが過去をしゃべりながらつー…と涙を流すシーンは思わずホロリ。
なのに、革命家の仲間がつつみさんにこぞって銃を向けるもんだから、思わずやめてぇえええええとなうしかばりに叫びそうになったなり。いじめないであげて!!
そして絶対絶命のつつみさんの元に突入するおかだ君with4係ズ。
アクションシーンがものっそいみものでございました。
つーかおかだ君、つつみさんのことになるとツーカーだな^^^
反乱を起こしたおがたさんに憤る4係ズ。そんな彼らにおかだ君は一喝。
自分達がここに配置されたのは偶然なんかじゃないと言うんですね。そして、のたまうわけです。
『おがたさんは止めて欲しいんですよ!!』
(*´ω`*)
さすがやでェ。おれたちの穴という穴から色々な汁が噴出したぜ。
毛は抜けるわ、変な汁は出まくるわ、どうやらあたくしたちの体にも革命が起こったようですよ!(…)
だって、つつみさん、ことあるごとにおかだ君に自分のことを殺させようとするんですよ?
そういや『殺してくれないか』って迷言を帯に記したボラ本がありましたよねーNりせKのはら氏のね。
話がそれた。
議場に4係ズが突入する時に、メガネが言うんですよ。『ささもとさんにもっと殴られたかった…』と告白。
おとこまえなささもとさんは、これからももっと殴ってやるよと言うんですが、映画のラストで無事それも果たされてましたからね。
メガネ…メガネは破壊されるためにあるんだよね?そうだよね?
最後の、つつみさんとおかだ君の屋上での対峙がね。せつなくってせつなくって。
でも、ありがちなデスエンドでなくてよかった。とりあえずそれにほっとした。
捕まったつつみさんが尋問に連れて行かれる前に『あともう少しだ』みたいなことを耳打ちされてたんですけど、それはかがわさんか、若しくは警察の上層部の誰かの采配によって保釈が近いという意味ととったんですがどうなんでしょう。
そして、ゆうしょうかいのメンバーが爆発によって殺害されたことによって、世の中は一時的に平和になったというか悪意がつかの間、なりを潜めた…だから、おかだ君の能力も発動することなく、頭痛に悩まされることも無くなったわけです。
でも、つつみさんが出てくるかもしれない…ということもあるかもしれないけれど、この世の悪意は、普遍的に存在し続けるものなんだという示唆もこめてだと思うのですが、またおかだ君が激しい頭痛に襲われるんですよ。
悪意は無くなることは無い。
でも、最後の最後、顔のアップが映るんですけども。
つつみさんが目を閉じて、続いて映ったおかだ君がかわりに目を見開く。
これは、つつみさんからおかだ君へと、えすぴーとしての責務と名誉が確かに託されたということかと思ったんですが如何。
色々と見逃してしまった箇所がありそうな感じ。
もう一度みたいな。
しかし、長年おっかけてきた話が最終回ってなんか喪失感が半端ないですなー…。
良いお話でございました。
ということで。
本日は、文中に出てきたナリセコノハラ氏が原作の、この本の感想をば。
題名:キャッスルマンゴー
漫画:小椋ムク
原作:木原音瀬
初版:2011.5
発行:東京漫画社
****************************************
あらすじ:
ようこそ、愛を育む場所(キャッスルマンゴー)へ
自宅がラブホテルの万(よろず)は、ある日AV撮影の為にやって来た監督の十亀(とがめ)と出会う。
初日から男優と間違えられたりズボンを下ろされたり、とにかく印象は最悪!
しかもゲイだと公言す十亀が弟の悟と仲良くなっていくのが気になってしょうがない。
心配した万は十亀を弟に近付かせない為に、ある行動をとるのだが…。
ラブホテルを舞台に、2人の物語が今動き出す―!
***************************************
最初、この本を読む前は「えっ?ナリセコノハラ氏の絵に小椋ムクさんって…ちょっと雰囲気がミスマッチじゃないのかな??」と感じたのですね。
ところがどっこい、読んでみて違和感ゼロだったんですよ。
きっと、ムクさんの絵の雰囲気に合わせたお話をコノハラ氏が考えたのかなーと。
そしてこのお話、1巻完結だと思ってたら何気に続刊だったのねん^^
さて。
題名のキャッスルマンゴーというのは一体何ぞや???と思っていたら、何と主人公で受の万(よろず)の家が経営しているラブホテルの名前だったんですねぇ。
そして、万とその弟の悟(さとる)の名前を合わせて、『マンゴー』と。
なるへそなるへそ。
万は実家の手伝いをしているのだけど、そこへ撮影の為にやってきたのがえーぶい監督の十亀。
十亀は自分のことをゲイだとさらっとカミングアウトしたんですが、弟の悟が十亀になついて、十亀も弟を可愛がるから、お兄ちゃんの万はハラッハラ。
何とか弟と十亀を引き離すべく、十亀に対して罠をしかけるというか、騙してしまうというか。
お酒の飲みすぎで前後不覚になった十亀に既成事実を作られたと見せかけるんですな。
それに見事嵌ってしまって顔面蒼白の十亀。責任とって万と付き合うことに。
当然万は十亀のことを好きではないから、最初は色々とぞんざいなんだけども、少しずつほだされるわけです。
というか、まさに今ほだされちゅう…というところで新たな事件が起こって、待て次巻!となってます。
ストーリーは万目線なんだけども、十亀おいたわしや…。と思うところしばしば。
どんなじらしプレイ!?みたいなね。
まあ、元々が万は、弟悟をゲイの魔の手から引き離す為という、好意とは逆の感情というか理由から十亀に近づいたものですからしょうがないんですけどね。
対して十亀は、責任を取るというか面倒見がいいので、あれやこれやと世話をやいたり気を使う。
元々、本人は否定しているけれども、万の顔はタイプの様。
なのに、万は自分のことを好きな筈なのに、メールを送っても返信は時々…。
電話も勉強が忙しいからとナッシング。
ここらへんで十亀の気の毒ゲージが急上昇ですよ。
挙句、ちっすをしようと思ったらタバコの臭いがしそうだと断られるorz
しかしシャツ1枚の格好で万に抱きつかれたまま、すやすや自分の腕の中で眠ったりもする。
この忍耐力よ。つか、十亀さんマジオカンw
というか、晩飯食ってく?って聞いて、「カレーが二日目だから今日は帰る」と即答される十亀の立ち居地って…。
確かにネ。二日目のカレーは貴重だお!w
なんだけどまぁそんな小さなエピソードが重なると、十亀が本当に気の毒でねぇ。
けれど、頑なでツンデレな万が、それでもお父ちゃんのような包容力を持つ十亀のあたたかさに、少しずつ心を開いていくんですよね。
そうしてようやく二人の想いが通じるのか!?通じちゃう!?通じちゃうの!?
…とワクワクしていたら、そこで大問題が勃発して前半戦はしゅーりょーです。
あーーーーあーーーー…。そんなシーン見ちゃったら十亀…アワワワ。
話の雰囲気がとても可愛らしくて、最後のシーンを読んでも「まぁ紆余曲折あって最後はハピエンだよね?」とおいう安心感はあるんですけど。
にしてもこういうところで次に続くとなってると凄く気になってしょうがありません。
何時になったら次は出るんでしょうね…。
次は十亀が少しは報われるといいなって思う。つーか十亀も過去なんかありそうだしねぇ。家族関係とか。
万 お前の名前と…弟の名前の悟を合わせればマンゴー
お父さんの大好きなこのホテルの名前になるんだよ…
ラブホテルは愛が育まれる場所なんだ
愛は何者にも勝るんだよ
弟君が「らぶほてるはせかいのたから!」というところが可愛くてねー。
本当は切ない場面なんだけど。
【勝手に評価】
装丁可愛い度:★★★★★(何だかメルヒェン~)
B L度:★★(基本ちっすのみ)
総 合:★★★★
メルヒェーンなムクワールドと、人の心を袈裟懸けに切って切って切りまくる、殺伐としたナリセコノハラワールドが奇跡のコラボレーションですお!
でも、何か可愛いムクワールドの中にぼろっぼろの車とぼろっぼろのアパートっていうのが凄くナリセコノハラ臭がした^^
大満足です。隣の女の人がおにぎりむさぼり喰う時の包みをガッサガサする音と、貧乏ゆすりさえ無ければ、よりパーフェクトだったのに…。
毎度お隣さん運が映画では無いのでしたorz
そういえば以前、観にいったまんざいギャングの時には、隣りに座っていたおっちゃんの体臭が刺激臭(…)で、持っていたストールを顔全体にぐるっぐるまきにして(まるでにほんせきぐん…)みたものなぁ…。
傍から見たらどっちの方が怪しいねんって感じですけどね!
とはいうものの、映画自体は僅か2時間でよくこれだけまとめたなぁと感嘆しました。
というか、ドラマからの熱狂的ファンだったので、正直この映画化も期待度がMAXだったんですけども、その期待を裏切られることなく観終わることが出来ました。
人によってはもやっと感の残る終わりではあったと思うんですけど、そこが逆によかったというか。
現実世界に即してて。
しかもそのもやっと感どころか、はっきり言っちゃうとあんま根本的な解決はなされていないんだけども、だからこそその後の想像の余地が多くて、妄想の得意なあたくしたちにとっては非常に美味しい終わりでもありました。
そうですね。全く何も解決されていない…っていう言い方よりも、含みを持たせた終わり方と言った方が正しいのかな。
見る側にとって色々な解釈の仕方が出来るので。
とりあえず、美猿のおかだ君(おれたちの最高の褒め言葉)が演じるいのうえかおるが、最終場面でつつみさん演じるおがたさんによって託された手紙を後生大事に胸ポケットに入れて、いい笑顔でいるのを観て、なんつーか禿げ萌えた。毛根死滅したwww毛根バイバイね^^
あの手紙には一体何が書かれていたんだろうな…って思ったんだけど、おかだ君はあの手紙の封を切ってなかったように見受けました。
お守りの中身をみてはいけないんだよね。そう思いました。
ま。あたくしたちの脳内妄想は、死を覚悟したつつみさんがおかだ君に宛てて書いた手紙なんだから、遺書と見せかけたラブレターなんだと信じて疑っておりませんことですよ。
ほらまた毛が抜けた。おれたちの毛根を返してください。
他にも色々感想はあるのですが、特に印象的なことをいくつか。
つつみさんとかがわさん。何て似てない兄弟だお^^^
でも、つつみさんが過去をしゃべりながらつー…と涙を流すシーンは思わずホロリ。
なのに、革命家の仲間がつつみさんにこぞって銃を向けるもんだから、思わずやめてぇえええええとなうしかばりに叫びそうになったなり。いじめないであげて!!
そして絶対絶命のつつみさんの元に突入するおかだ君with4係ズ。
アクションシーンがものっそいみものでございました。
つーかおかだ君、つつみさんのことになるとツーカーだな^^^
反乱を起こしたおがたさんに憤る4係ズ。そんな彼らにおかだ君は一喝。
自分達がここに配置されたのは偶然なんかじゃないと言うんですね。そして、のたまうわけです。
『おがたさんは止めて欲しいんですよ!!』
(*´ω`*)
さすがやでェ。おれたちの穴という穴から色々な汁が噴出したぜ。
毛は抜けるわ、変な汁は出まくるわ、どうやらあたくしたちの体にも革命が起こったようですよ!(…)
だって、つつみさん、ことあるごとにおかだ君に自分のことを殺させようとするんですよ?
そういや『殺してくれないか』って迷言を帯に記したボラ本がありましたよねーNりせKのはら氏のね。
話がそれた。
議場に4係ズが突入する時に、メガネが言うんですよ。『ささもとさんにもっと殴られたかった…』と告白。
おとこまえなささもとさんは、これからももっと殴ってやるよと言うんですが、映画のラストで無事それも果たされてましたからね。
メガネ…メガネは破壊されるためにあるんだよね?そうだよね?
最後の、つつみさんとおかだ君の屋上での対峙がね。せつなくってせつなくって。
でも、ありがちなデスエンドでなくてよかった。とりあえずそれにほっとした。
捕まったつつみさんが尋問に連れて行かれる前に『あともう少しだ』みたいなことを耳打ちされてたんですけど、それはかがわさんか、若しくは警察の上層部の誰かの采配によって保釈が近いという意味ととったんですがどうなんでしょう。
そして、ゆうしょうかいのメンバーが爆発によって殺害されたことによって、世の中は一時的に平和になったというか悪意がつかの間、なりを潜めた…だから、おかだ君の能力も発動することなく、頭痛に悩まされることも無くなったわけです。
でも、つつみさんが出てくるかもしれない…ということもあるかもしれないけれど、この世の悪意は、普遍的に存在し続けるものなんだという示唆もこめてだと思うのですが、またおかだ君が激しい頭痛に襲われるんですよ。
悪意は無くなることは無い。
でも、最後の最後、顔のアップが映るんですけども。
つつみさんが目を閉じて、続いて映ったおかだ君がかわりに目を見開く。
これは、つつみさんからおかだ君へと、えすぴーとしての責務と名誉が確かに託されたということかと思ったんですが如何。
色々と見逃してしまった箇所がありそうな感じ。
もう一度みたいな。
しかし、長年おっかけてきた話が最終回ってなんか喪失感が半端ないですなー…。
良いお話でございました。
ということで。
本日は、文中に出てきたナリセコノハラ氏が原作の、この本の感想をば。
キャッスルマンゴー 1 (MARBLE COMICS) (2011/04/20) 小椋 ムク、木原 音瀬 他 商品詳細を見る |
題名:キャッスルマンゴー
漫画:小椋ムク
原作:木原音瀬
初版:2011.5
発行:東京漫画社
****************************************
あらすじ:
ようこそ、愛を育む場所(キャッスルマンゴー)へ
自宅がラブホテルの万(よろず)は、ある日AV撮影の為にやって来た監督の十亀(とがめ)と出会う。
初日から男優と間違えられたりズボンを下ろされたり、とにかく印象は最悪!
しかもゲイだと公言す十亀が弟の悟と仲良くなっていくのが気になってしょうがない。
心配した万は十亀を弟に近付かせない為に、ある行動をとるのだが…。
ラブホテルを舞台に、2人の物語が今動き出す―!
***************************************
最初、この本を読む前は「えっ?ナリセコノハラ氏の絵に小椋ムクさんって…ちょっと雰囲気がミスマッチじゃないのかな??」と感じたのですね。
ところがどっこい、読んでみて違和感ゼロだったんですよ。
きっと、ムクさんの絵の雰囲気に合わせたお話をコノハラ氏が考えたのかなーと。
そしてこのお話、1巻完結だと思ってたら何気に続刊だったのねん^^
さて。
題名のキャッスルマンゴーというのは一体何ぞや???と思っていたら、何と主人公で受の万(よろず)の家が経営しているラブホテルの名前だったんですねぇ。
そして、万とその弟の悟(さとる)の名前を合わせて、『マンゴー』と。
なるへそなるへそ。
万は実家の手伝いをしているのだけど、そこへ撮影の為にやってきたのがえーぶい監督の十亀。
十亀は自分のことをゲイだとさらっとカミングアウトしたんですが、弟の悟が十亀になついて、十亀も弟を可愛がるから、お兄ちゃんの万はハラッハラ。
何とか弟と十亀を引き離すべく、十亀に対して罠をしかけるというか、騙してしまうというか。
お酒の飲みすぎで前後不覚になった十亀に既成事実を作られたと見せかけるんですな。
それに見事嵌ってしまって顔面蒼白の十亀。責任とって万と付き合うことに。
当然万は十亀のことを好きではないから、最初は色々とぞんざいなんだけども、少しずつほだされるわけです。
というか、まさに今ほだされちゅう…というところで新たな事件が起こって、待て次巻!となってます。
ストーリーは万目線なんだけども、十亀おいたわしや…。と思うところしばしば。
どんなじらしプレイ!?みたいなね。
まあ、元々が万は、弟悟をゲイの魔の手から引き離す為という、好意とは逆の感情というか理由から十亀に近づいたものですからしょうがないんですけどね。
対して十亀は、責任を取るというか面倒見がいいので、あれやこれやと世話をやいたり気を使う。
元々、本人は否定しているけれども、万の顔はタイプの様。
なのに、万は自分のことを好きな筈なのに、メールを送っても返信は時々…。
電話も勉強が忙しいからとナッシング。
ここらへんで十亀の気の毒ゲージが急上昇ですよ。
挙句、ちっすをしようと思ったらタバコの臭いがしそうだと断られるorz
しかしシャツ1枚の格好で万に抱きつかれたまま、すやすや自分の腕の中で眠ったりもする。
この忍耐力よ。つか、十亀さんマジオカンw
というか、晩飯食ってく?って聞いて、「カレーが二日目だから今日は帰る」と即答される十亀の立ち居地って…。
確かにネ。二日目のカレーは貴重だお!w
なんだけどまぁそんな小さなエピソードが重なると、十亀が本当に気の毒でねぇ。
けれど、頑なでツンデレな万が、それでもお父ちゃんのような包容力を持つ十亀のあたたかさに、少しずつ心を開いていくんですよね。
そうしてようやく二人の想いが通じるのか!?通じちゃう!?通じちゃうの!?
…とワクワクしていたら、そこで大問題が勃発して前半戦はしゅーりょーです。
あーーーーあーーーー…。そんなシーン見ちゃったら十亀…アワワワ。
話の雰囲気がとても可愛らしくて、最後のシーンを読んでも「まぁ紆余曲折あって最後はハピエンだよね?」とおいう安心感はあるんですけど。
にしてもこういうところで次に続くとなってると凄く気になってしょうがありません。
何時になったら次は出るんでしょうね…。
次は十亀が少しは報われるといいなって思う。つーか十亀も過去なんかありそうだしねぇ。家族関係とか。
万 お前の名前と…弟の名前の悟を合わせればマンゴー
お父さんの大好きなこのホテルの名前になるんだよ…
ラブホテルは愛が育まれる場所なんだ
愛は何者にも勝るんだよ
弟君が「らぶほてるはせかいのたから!」というところが可愛くてねー。
本当は切ない場面なんだけど。
【勝手に評価】
装丁可愛い度:★★★★★(何だかメルヒェン~)
B L度:★★(基本ちっすのみ)
総 合:★★★★
メルヒェーンなムクワールドと、人の心を袈裟懸けに切って切って切りまくる、殺伐としたナリセコノハラワールドが奇跡のコラボレーションですお!
でも、何か可愛いムクワールドの中にぼろっぼろの車とぼろっぼろのアパートっていうのが凄くナリセコノハラ臭がした^^
スポンサーサイト
| 漫画:小椋ムク |
COMMENT
Comment Form
TRACKBACK
TrackBack List
::
HOME
::