暫。 愛はね、
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2011.01.06 *Thu*

愛はね、

少し前に日記で書いた、ぼでぃーびるを目指している男の子の話。
彼は今も懲りずに肉/体/改/造に励んでいるのですが、その為に毎日毎日高カロリーな食事ばかりを食べているのです。
すると、女性ならもう想像つくかと思うんですが、その想像の通りでございます。
肌荒れがね…。ニキビが出てくるらしいんですなぁ。
ま、確かに彼の食生活を見ていたら、そんな不摂生をしてたらにきびの一つや二つ出来てもおかしくないんですが。
で、そんな彼が、職場にいるギャル系の子と話が盛り上がっていたのですよ。
一見あわなさそうな二人なのですが、盛り上がることは一つ。

美容について^^

出来てしまったにきびをどのファンデで隠せばいいのかを熱く語ったそうで(笑)。
そうか…確かに眺めてみれば、彼の肌にはニキビが一見見えない。それは努力の賜物だったのか。
つーかニキビこさえる原因を取り除いた方がいいとは思うんだがな。うん、これ正論よ?

でも、彼に限らず、ここでも書いたことのあるぼくさーのMさんも試合の後は顔が腫れて大変なことになるから、腫れ跡傷跡をこんしーらーで隠したりしてるけどねぇ。
男の人も大変だよねぇ。しみじみ。いや、ちょっと違うか^^


ということで。
本日は、『顔が腫れて大変です』繋がりでこの本の感想をば。
でぃーぶい、駄目、絶対。




愛はね、 (白泉社花丸文庫)愛はね、 (白泉社花丸文庫)
(2010/12/17)
樋口 美沙緒

商品詳細を見る




題名:愛はね、
作者:樋口美沙緒
初版:2010.12
発行:白泉社


*****************************************

あらすじ:
予備校生の望は、幼なじみの俊一に片想いをしている。
けれど、ノンケの俊一は決して自分を好きにならないと知っている望は、その想いを胸の奥に閉じ込めるしかなかった。
他の誰かを好きになろうと、駄目な男と付き合っては泣かされる日々を繰り返す望。
一方、そんな望にうんざりしながらも放ってはおけない俊一は、いつも望の世話を焼いてきた。
しかし、そんなふたりの関係が変わるときがやってくる。
俊一の知人・篠原が、望と付き合いたいと言ってきたのだ。
それを後押しする俊一に、抗えず従う望だが…。

*****************************************


三行で、この物語の主人公望の変遷具合を記してみようと思う。


自分に自信が無く駄目男ばかりに引っかかる、おどおど青年。
    ↓
本当は幼馴染の俊一のことが好きで、思い悩み、挙句付き合っている相手からDVを受ける。
    ↓
悟りを開き、菩薩へ。若しくは聖母マリアに。ウェルカム天上の世界。あがぺー。あがぺー。


なんかこんな感じの話だったように思うぞ!
いっそ横暴すぎるけど、だってほんとうにそうなんだもん!
物語の最後の方の望なんて、もう『愛は貰うものではなく、与えるものなのです(博愛の眼差し)』みたいなね。
そんな感じで、後ろに後光が輝いて悟りを開いているのですよ。
んで、攻の俊一が一人まだ人間界に取り残されてるもんだからボーゼンとしているみたいな。
そりゃそうだ。
人間の身で悟りを開いた相手には、太刀打ち出来まいて。


と、まぁここまでこのやうな感想を綴ってしまいましたが、いやぁ~。
イライラさせられましたともw

主人公の望は、凄くいい子なんだけど、いい子だからこそ悪気なく相手を傷つける…っていうことってあると思うんですよね。
望は兎に角いい子で、どんな扱いを受けても酷いことをされても相手を許してしまう。
その優しさがやることなすこと裏目に出てしまうというか、その優しさに甘えて相手も駄目になっていく…と言った方がいいのかも。
何をしても許してくれるから、段々と行動がエスカレートしていく相手。
それに対しても望が腹を立てることはなく『自分にも非があるから…』と自己完結してしまうんですね。
まあそういう考えにシフトしてしまうのにも、ちゃんとした理由があるのだけど、望の兄が言うように、
『怒る時には怒らなくちゃいけない』んですよね。
相手にとっても、自分にとっても。
結局、怒ることの出来ない望の代わりに、幼馴染だった俊一が、いってしまえば『怒る』というその汚れ役を買って出ていたと。
もっとも、当の俊一は単に望がほっとけなくて、腹を立てていただけなんでしょうけども。

これを読んだ人は多分、多くの人が主人公の望ではなくて、俊一に同情であったり共感をしたりしながら読んだのではないかな?と思うのですが。
少なくとも、あたくしたちは読んでいて「のぞむぅぅううう~~~!!なんでそういう考えになる!?」と何度突っ込んだことか!
でも、それと同じくらい俊一に対して、「お前どっちやねん!!女のにおいばっかさせて!!中途半端な優しさやねん!!カーっぺっ!!!」
って思ってましたけどね!!あれ?あたくしたちはほんとに俊一に共感して読んでたんか?よくわからなくなった^^

ま、どっちもどっちだよねっつー話なんですが。
読んでいて、凄く目につくのが、俊一、女のにおいさせすぎだ!!っつーことですかねw
ま、彼女の移り香なんですがねー。
望をかばう度に、彼女と衝突して、それから彼女と二人きりになって、彼女の香りをさせて戻ってくる俊一…っつー描写に、おまええええええなんて思ったこともしばしばでさぁ。

基本、男に興味の無いノンケが男に恋をして、でも認めたくなくて「俺は違う!!」ってヤンヤヤンヤ言ってるのとか凄い好きなんですけど(笑)、この話の場合は「俺は違う!!」ってとこまでいってないですからねー。
俺は違うって言うのは、本人はもう実は好きの気持ちを自覚してて、でもそれを認めたくないという自意識内の問題だと思うんですが。
俊一の場合は違うんだよなー。
自分が望のことを好きだということに本当に気づいてないというか。
いや、好きっていうのはわかっているけれども、『恋愛』の好きではなく、どちらかといったら身内に対する愛情なんですよね。

でもさー。
ことあるごとに望にちゅっちゅ!!しておいて、「友情としての好きだ!」なーんてお前、無/差/別/階/級で一本背負いの刑じゃあちぇえええええい!!!!!!
なーにほざけとんじゃ!寝言は寝ていえwwww
ここらへんのシーンは流石に望が可哀相になった。
だって望は俊一のことが愛してるの意味で好きだと正面きって告白しているのに、そりゃないぜしゅんいちよー。
「友達としての好きじゃ駄目か?」とか言っておいてちゅっちゅするなんておまえは…ちっすが挨拶のフォーリナーかい!(いや外人さんでも挨拶のちっすはほっぺとかだと思うよ…?)

まあそんな感じで、イライラ。やきもき。そわそわ。じれじれ。
と、さまざまな感情でもってページをめくり続けていたんですが、このイライラ具合も今思うと、作者の樋口さんにしてみれば「してやったり」なんでしょうね、きっと。
だってこんなにも読者をイライラさせるなんて、やっぱり作者の筆力でしょー^^と思うのですが。
なんでやねん!望!俊一!おまいらいいかげん自覚しろー!!
なーんて読みながら怒る読者は全て、作者の手のひらの上で踊らされてるのですね、きっと…。
はい。踊らされました^^

それにしても微妙に分りにくい俊一の愛情なんですが。
どう解釈すればいいのか迷うところなんですけども、幼馴染というだけあって、望は自分が守ってあげなければならない弱い対象なんだとずっと思ってはいるんですよね。これは確実だと思います。
…なんだけども、これが恋愛となると、壁が分厚くなるんですよね。
愛のベースはちゃんと存在してるんだけども、それが恋愛としての愛に今後どう昇華していくのか。
本編では『これ、本当に恋愛になるのか…?』って思ったんだけども、書き下ろしでほんのちょびっとだけ俊一の心が動くというか。
愛の悟りを開いて、俊一に見返りを求めない無償の愛を注ぐようになった望からの愛を、失うのが怖いと、感じるところまでには成長したんだけどね。

うぅん…でもな。
この一冊だけではまだ不完全燃焼といったところです。
本編だけでは、俊一の愛がまだ不確定だから。
だって、俊一は怪我を負わされて病院に入院した望に対して「お前が死ぬかもと思ったら、怖くなった」と吐露してるんですが、それは身近な存在の喪失が恐ろしいのであって、自分が愛してるということの告白にはならないような気がするので。
…まあでもこの告白も、突き詰めて考えたら『今まで貰っていた愛情を失うのが怖い』ってことなんでしょうけども。でも、分りにくい!わかりにくいよ!!

そんなもやもや感が残るので、是非早いうちに俊一目線の続刊を出して頂きたいものです。
望が先に一人で彼岸の愛に到達してしまったので、人間界に取り残された俊一めに、早くアガペーを教えてあげてください樋口先生。






俊一を好きなだけさみしさも溢れるなら、さみしさごと好きでいる。


そう決めたら、どうしてかそんなにさみしくなくなった。


さみしい自分を、望は好きになれそうな気がしている。


愛と背中合わせのさみしさなら……


さみしい分だけ、自分もまた、誰かを愛せる気持ちになる。






でも、自分の自信のなかった望が家族に自分が愛されていると気づいたということに救いがあったなあ。
恋愛というよりも家族愛。恋愛じゃない愛情をしっかりと読ませてもらったというような後味かも。
続刊は是非、愛は愛でも『下心』ある愛をお願いします^^
『恋愛』の『恋』はしたごころですからね^^



【勝手に評価】
じれじれやきもきもんもん度:★★★★★
B L度:★(俊一とはちっすのみ。でも、望が俊一以外の相手に暴力的に受けるシーンはあるけど…)
総  合:★★★★


ふと思い立って、ぐぐ先生で『愛』について聞いてみた。
そしたら、こんな回答が出てきたよ?

『片思いでもいいの。二人分愛するから。』

映画からの名言だそうですが。いやまさに。うん、今の望がそんな感じですね。
次巻を楽しみに待つとしましょう。…なるべく早い時期に出るといいな…。


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Author:万里&おさる
万里とおさるの腐女子シスターズ。
姉なのにおさるに虐げられて過ごす、万年ディフェンス女、万里。
オフェンス担当、α派の笑顔で人をぶった切る(人に言われた)テラドSなオフェンス担当の妹おさる。
二人合わせて暫。

【当ブログについて】
・ネタバレしまくってます。基本的に最初は日常の日記、折りたたみで本の感想になっています。
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