暫。 エンドゲーム ②
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2011.01.01 *Sat*

エンドゲーム ②

あけましておめでとうございます!

2011年も、つつがなくボラが読めますように。
このブログに足を運んで下さる皆様に、少しでも楽しんで頂けますように。
今年も一年、宜しくお願い致します。


…さて。2011年です。1月1日です。
暫宅では、毎年元旦に家族総出で初詣に行くという慣わしがございます。
今年も皆で行ってきたのですが、密かな楽しみというか、面白いのが人様の書いた絵馬を見るということ。
自分達も書くけど、人間が神様にお願いすることは十人十色なわけでして。
見ていて楽しいものから、「ええええええこれ…」と絶句するようなものまで沢山あるんですよね。
昔、いつもの如く絵馬を見てたら、合格祈願のがあったんです。
でも、とっても残念なことに、その絵馬は『合格【折】願』って書いてあったんですよねー…。
あーー残念だ…もう祈ってる時点で心折れちゃってるじゃん!!…と思いながら、書いてる人の名前を見たら、なんつーか…そこに引越しした幼馴染の名前が…。
うん…そんな残念なこともございました。

さて。今年見た絵馬で、ダントツで個性豊かだったものがありまして。

『国土を守り、敵を退け、寿命を増しますように』

…wwww

敵を退け…って一体どんな敵??この人は一体何から自分の身を守らなければならなかったんだろうか…と正月早々首をかしげておりました。
しかも国土を守りって…願いが国単位とは何と壮大な…!もしかして元寇?元寇なの!?
なのに最後の最後で自分個人の願いが入るあたりがいいですね。うん。



ということで。
1月1日。新年一発目。
あえて終わってるところから初めてみようかということで、この本の感想をば。
本当はずっと、元旦に書こうと思っていた本があったんですが、読み直せなくてね…。



エンドゲーム (2) (ディアプラス・コミックス)エンドゲーム (2) (ディアプラス・コミックス)
(2010/12/29)
山中 ヒコ

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題名:エンドゲーム ②
作者:山中ヒコ
初版:2011.1
発行:新書館


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あらすじ:
「殺したのは、オレだ」
――衝撃の告白を聞いた克哉(かつや)は透を詰り、家を飛び出した。
透が母を殺したという事実より克哉を苦しめるのは、二人で過ごした幸せな日々が全て、償いのための偽りだったかもしれないこと。
自暴自棄になって街をさまよう克哉だが、そこにある男の影が忍び寄り……?

番外篇二篇も収録した、感動の完結巻!!

*****************************************


表紙が全てを物語っているかなあ。
ハッピーエンド…なんですがね…。
お互いに、これ以上無い程に想いあっているのに、面と向かって抱き合えないという。
最後の最後まで『愛している』と言えない透。
こういうのって、最後の最後でちゃんと好きと言えるものだと思うんですが、本当に最後まで言えないままなんですよ。
だから二人はすれ違うんだけど、克哉は段々と理解してくる。
透は罪悪感だけで自分の面倒を見ているのではなくて、自分のことをちゃんと愛してくれているから、そして自分の将来のことを真摯に考えてくれているから、だから克哉の為に愛の言葉を言わないということを。

その理解に至るまでの道のりが長くて。
というか、ぶっちゃけ諸悪の根源である透の元彼、黒田によって、透の秘密が最悪な状態で克哉にばれてしまったので、本当にそのあたりが読んでいて辛かった…。
といっても、透が直接克哉の母親の命を奪った…というわけではないんだけども。
黒田が運転していた車に乗り合わせていた透は、目の前で事故にあった女性とその子供を見殺しには出来なかったんですね。
それにしてもこの黒田の、歪んだ愛の形といったら。
でも、黒田は自分の将来と、事故でひき殺してしまった女性に対する贖罪を天秤にかけて、というか…かけることも無く、自分の将来を選択して、恋人だった透も捨て、海外へ高飛びした。
そうしてほとぼりが醒めて日本に戻ってきてみれば、自分が捨てた透は、事故に遭った女性の子供を自分の子供として引き取り、育てていた。
そしてその息子は大きくなり、透に想いを寄せている…。

黒田は透を捨てたけども、それは彼を愛していなかったから…ではなく、自分の将来を守りたかったから。
自分の将来を守りたいのは誰だってそうだし、その気持ちは分らないでもない。
でも、結局ものすごく勝手なんですよね。
透は黒田のことを本当に愛していたし、大切にしていたのに、それを裏切って今再び現れ、克哉との仲を裂こうとする。
ただ、そこまで自己中心的になるにはちゃんとした理由があるんだけども。
だけど、だからといって黒田のしたことが全て許されるということではないからね。
寧ろ、人の生命を奪った挙句、自分の身を優先したその業が巡りめぐって自分にまわってきた…。
そう考える方がしっくりくるかも。
どれだけ美しい芸術作品を造っても。
人質の克哉と引き換えに、同じ芸術家でもある透の右腕を切り落とさせることで、自分の道連れにしようとした黒田でしたが、結局そこで発作が起こり、一命は取り留めたものの、彼の登場は幕引きに。

こうして物理的な障害は無くなったんですけども。
でも、刺さった棘は無くなったのに、それが傷つけた疵はいつまでも残っている。
もう何も知らなかった頃には戻れない。

でも、真実を知らなければ、ずっと本当に幸せだったのかな?


そういえば本編が「えっ」っていうところで終わってたんですが、番外編で補完されていたので安心しました。
でも、やっぱり一抹の寂しさがあるんだけどね。
このカップルが真正面から抱き合える日はいつかくるんだろうか…とふと考えてしまうんだけども、でもこんな二人がいてもいいのかもしれないなと思った次弟。
言葉ばかりでほんとうの愛の無い空虚な二人よりも、言葉は無くとも心が満たされた関係なら。

まあでも、二人が仲むつまじくなってしまったので、平井の出番はなさそうですなぁ…可哀相に。
と、思っていたらどうやら平井目線の同人誌が出るそうで^^
やっぱりなぁ。そうこなくちゃ^^





「……透はいつもオレのことばかり優先で なんか機械みたいだ」


「機械かぁ…… だとしたらずいぶん幸せな機械だよ……」





ただ、その人のことだけを、その人のためだけを考えることが出来るなら、それは真実、幸せなことだと思う。
たとえ機械だったとしてもね。


【勝手に評価】
ゲーム・エン度:★★★★★(終わったけど、でも想像の余地を残す終わり方)
B L度:★★★(本編よりも番外編が高し)
総  合:★★★★☆


番外編で、黒田の通ってきた道が描かれているんだけど、黒田も可哀相な奴ではあるなぁとも。
フランスでの恋人との関係は、黒田どっちだったんでしょ(下世話)。


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Author:万里&おさる
万里とおさるの腐女子シスターズ。
姉なのにおさるに虐げられて過ごす、万年ディフェンス女、万里。
オフェンス担当、α派の笑顔で人をぶった切る(人に言われた)テラドSなオフェンス担当の妹おさる。
二人合わせて暫。

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・ネタバレしまくってます。基本的に最初は日常の日記、折りたたみで本の感想になっています。
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