暫。 もしも願いが叶うなら
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2010.10.24 *Sun*

もしも願いが叶うなら

本日万里はドラッグストアに行きました。ちょっとお化粧品とか見たくって。
すると、お店のおねいさんが人懐っこく寄ってきて、話に花が咲いたわずか10分程の短い英田…いや間違いじゃないな賢いなうちのパソ!一発変換でコレですか。
いや、短い間。
で、速攻で決まって、お買い上げ。そしたら、おねいさんが万里に言ったんですねぇ。

「お話させてもらって、とっても面白かったので、お礼としてサンプルをいくつか入れておきますね!」

…とか言われたんですが。

万里「解せぬ…いや化粧品のサンプルを大量にもらえたのは本当にうれしかったんだけども、私、自分が『面白い』話をした覚えはまったくないというのに…何故面白い…?」
おさる「凄いよね!人を楽しい気分にさせるのが接客業なのに、その接客のプロに対して面白さを提供するって、うぅん、お主なかなか手練だな…!」
万里「手練ってなんだよ!!私は普通にファンデーションのカウンセリング受けただけだよ!相槌とかうってただけだよ(多分)!」
おさる「万里はそのつもりでも、万里がよく行く店におさるが行ったら、かなりの確率で『お姉さんって面白い人ですね!』って言われる現実から目をそらしてはいけないと思うよ?」
万里「マジでかぁあああああ!!!!!俺はショックだ…もう心から打ちひしがれてるよ…!!あんまり腹が立つから、『おさるがこんなバカことを言ってたんですよ!』とか主張しても、店員さんに『え~それ万里さんが言ったのをおさるさんが言ったって言ってるだけでしょ』とかすんげー濡れ衣着せられたことあるよ!あああるともさ!!(涙ほろり)」
おさる「その店員さんよくわかってるよねw」
万里「解せぬわ!本当におさるが言ったのに!あんたって、そういう対外面だけはまだとりつくろってるよね…私はさ、以前心理テストか何だかで『貴方は心の中と対外的に出す発言や表現がほぼ一致しています。隠し事ができません』みたいな結果が出たんだけども、それも人間として何か…大切なものを守り切れてないような気持ちになったっていうのに…」


ということで。
本日は、万里ぐらい考えてることと行動が一致していたら、もっと楽だったのにね…という残念な繋がりで、この本の感想をば。
…解せぬ…!


もしも願いが叶うなら (幻冬舎ルチル文庫)もしも願いが叶うなら (幻冬舎ルチル文庫)
(2010/09/15)
安曇ひかる

商品詳細を見る



題名:もしも願いが叶うなら
作者:安曇ひかる
挿絵:亀井高秀
初版:2010.9
発行:幻冬舎


**************************************

あらすじ:
深見奏太は不慮の事故に遭い、恋人の目の前で意識不明に陥る。
奇跡的に意識が戻り社会復帰を果たした頃、恋人の久埜和臣は家業を継ぐべく親の会社に入り婚約までしていた。すっかり変わってしまった周囲の状況に、取り残されたような気持ちになる奏太。
久埜が奏太に何かを伝えようとしていた事故当日の記憶だけがどうしても戻らないままで…。

**************************************


純愛ボラ。じれじれボラ。王道ボラ。
先の展開は予測が出来てしまうんだけども、亀井さんのイラストともマッチして、すごく透明感のある世界になっています。
一応記憶喪失ものではあるのだけど、あまりそんな感じはしないかな。
まあ主人公が記憶を失くすのは、事故にあった一日だけの記憶なので、今までの自分の記憶が全てふっとんだ…というわけではないからかも。

物語は、あらすじに書いてある通りなんだけども、主人公の奏太は絡まれたところをもみ合って、バランスを崩して階段から落ちて生死を彷徨う怪我を負う。
その場に一緒にいたのが攻の久埜なんだけども、久埜は自分が絡んできた相手の喧嘩を買ったと主張。
だけど、奏太は久埜が喧嘩を買うような人間ではないと知っているので、どうしても納得がいかない。
しかも自分が意識不明になっている間に、家族に奏太がゲイであること、久埜と付き合っていることがばれてしまう。挙句、久埜が自分が喧嘩を買った為に、奏太はその巻き添えをくって事故にあった…と主張するものだから、色々と泥沼に。
そして、奏太のもとを去った久埜には、既に婚約者がいた…。あらあら昼ドラですわ!奥さん!!

奏太は事件当日の真相が知りたいのだけども、どうしても思い出せない。

奏太目線で描かれるので、もんもんとして、ぐるぐると悩む描写がまた大変。
読んでいて、『久埜さん…もう少し大きく出てもいいんじゃね…?』と思ったのは一度や二度ではない(苦笑)。
久埜さんは優しい人ですからねぇ…。
ただ、お互いがお互いを想いすぎて、逆にすれ違ってしまう罠。というわけでして。

でも、たった一日の記憶だけしか喪失されていないのに、その一日の為に人生が大きく変わってしまう…ということが、上手く描かれているというか。
たった一日の記憶だけしか欠けていないのに、主人公たちだけでなく彼らを取り巻く多くの人間達の人生も狂わせてしまう…というのが。
ひとつボタンを掛け違ってしまったら、他のボタンも全て掛け違ってしまう…。そんな感じなのかも。
ストーリーは決して派手さはないけれども、登場人物達の描写がとても丁寧に描かれています。
たとえば、奏太が事故にあって記憶を失っている間、久埜がそれに関する書物を病院の近くの大きな本屋で求めようとしたら、そこの本屋には、一冊も記憶に関する本が無かった為に購入出来なかったエピソード。
それは、奏太の両親が先に本を買い占めてしまったから。
恋人の絆だけではなくて、家族の絆も大切に描かれているのが素敵でした。
特にお姉さんは奏太のよき理解者。
時に叱咤し、時に励まし、支えてくれる人の存在はボラに限らずにとても大切な存在だと思う。
両親も、久埜を遠ざけようとするのは、単なる無理解ではなくて、自分の子供が大切な存在だからというのがひしひしと感じられてきて、読んでいてなんだか切なく、そして暖かい。

女の人がいかにもあて馬~って感じだったけど、ま、それはね。
久埜さんは良い男だしねぇ。そりゃ必死になるってもんだなぁ。
っつーことで、あて馬の女の人がとった行動は、しょうがないと思っておく(笑)。





奏太があなたを好きだという気持ちを、私は認めようと思います

ゲイであっても息子は息子。

たったひとりの大切な息子ですから。

ただ意識が戻ったとはいえ、奏太には障害が残る可能性が高い。

一生恋人の世話になりながら生きていくことが、どれほど惨めで辛いことか、あなたは考えたことはありますか?

まだ幼いところがありますが、それでもあの子は男です。

あなたと恋人関係にあったとしても、どれほど年が離れていても、あなたと同じ男だ。

あの子なりの、男としてのプライドがあるはずです。

あなたが本当に奏太のことを愛し、あの子の人間としてのプライドを大切にしてくれるのなら、ここで身を引いてください。

お願いします――





パパァ…ほろり。
普段しゃべらないのに口を開いたと思ったらいいこと言うじゃない…!泣かせるじゃない…!!
確かにこんなこと言われたら久埜さんは身を引くしかないよね…。
でも最後にはちゃんとハッピーエンドですけどね^^




【勝手に評価】
オフホワイト度:★★★★★
(単なるホワイトではなく、アイボリーでもなく。オフホワイトって感じ)
B L度:★★☆(そんなに高くないけどこの作品はこれでOK)
総  合:★★★☆


濃いボラを読んで、ちょっと清涼剤を求めている方には丁度いいでございますよ。
純愛をば是非、ご賞味あれ。


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Author:万里&おさる
万里とおさるの腐女子シスターズ。
姉なのにおさるに虐げられて過ごす、万年ディフェンス女、万里。
オフェンス担当、α派の笑顔で人をぶった切る(人に言われた)テラドSなオフェンス担当の妹おさる。
二人合わせて暫。

【当ブログについて】
・ネタバレしまくってます。基本的に最初は日常の日記、折りたたみで本の感想になっています。
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