暫。 薔薇の刻印
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2010.09.14 *Tue*

薔薇の刻印

本日、恒例の出張職場に逝って来ました。もう何度目なんだろうな…。
今まで散々ヒマだヒマだと書きましたが、今日はナンバーワンのヒマさでした★
人と出会った…というか寧ろ遭遇したのは一回きり。
社内に一度だけ電話がかかってきたので、喜び勇んで飛び掛るようにして受話器をとったら何と…

無・言・電・話wwwwww

ちょっとっぴりだけ涙が出ちゃったな…だって女の子だもん…&&&(三角座り)

あー……人って…極端な閉鎖空間にいると気ぃ狂いそうになるもんですね…ってほんとこれだけ読んだ人は一体どんな現場だろうって思うだろうね!!
ま、こんな現場だったからこそ、今日もちゃくちゃくと積読を減らすことができましたよ。幸か不幸か。
寧ろ一冊じゃ足りなくて、他の部署の人が置いてったファッション雑誌を後半はひたすら見てましたがね。


ということで。
本日、そのヒマーな職場で読みきってしまったこの本の感想をば。


薔薇の刻印 (SHYノベルス250)薔薇の刻印 (SHYノベルス250)
(2010/08/30)
夜光 花

商品詳細を見る




題名:薔薇の刻印
作者:夜光花
挿絵:奈良千春
初版:2010.9
発行:大洋図書


******************************************

あらすじ:
俺のすべてを お前に捧げる!!

高校生の相馬啓は、よく不思議な夢を見る。
薔薇の咲く庭と、自分に微笑みかける金髪の美貌の男。
男は追いつめられ、自分に死を求めるのだ・・・
その男は、啓が通う高校の美術講師とよく似ていた。
彼は他の生徒には優しいのに啓にだけは冷たく、忌々しいものでも見るような視線を向けてくる。
それなのに、彼がそばにいるだけで啓は不思議な高揚感に囚われてしまうのだ。
ある放課後、怪我をした啓の手当てを良くしてくれた彼は、不可解な行動をとり・・・
そしてその夜、啓の部屋を訪れた彼は、啓に強引に迫り!?
守る者と、守られる者。
薔薇を持つ男たちの運命の輪が回り始める!!

******************************************



凄い。
何が凄いって、吸血鬼ものといいつつ、ちっとも吸血鬼じゃないゾンビものをボラに持ってきた夜光さんも凄いが、その世界観を的確すぎるくらいに表しきった奈良女史も凄い。
ダブルで凄い。
シャイで表紙がアップされたのを見た瞬間に、その世界観に圧倒されたというか。
今回は全体的な雰囲気として耽美系。
奈良女史って描ける絵の幅が広いですよね。
綺麗な絵っていうのは沢山あると思うけど、綺麗だけじゃなくてその世界観を忠実に表していて、しかもそれが今回のような特殊な設定の世界観にはより遺憾なく発揮されてるかも。
表紙と裏表紙も勿論なんだけど、中表紙のカラー絵が凄い好きなんですが。
三コマ漫画風になってるんだけども、ぱっと見に美しいなと思って、で、物語を読んで、一冊読み終わってもう一度その中表紙を見直したら、見えないものが見えてくるというか。
懲りすぎです…。
二人が顔を寄せ合ってるシーン。
一回目見た時の所見では、「あ。花束抱いてるんやな」って思わせておいて、本文を読んだ後で、本当はその花束に隠れて赤ん坊が…という真実が見えてくる。
こういういい仕事を見せ付けられると、やはしこのお方はマイスターだなと思う。

更に白黒の中表紙も個人的には好き。
この物語を象徴的に表してるのはこの絵じゃないかな。
薔薇の十字架にを胸に刺して、体の一部から骨が見えている。
びあずりーだなって思う。
誰もが見て『美麗な絵だ』とは感じないだろうけど、一度見たら忘れられない強烈なあの絵。
サ□メとかね。
単純に美しいだけの絵でなくて、こういうグロテスクだったり抽象的な絵だったり、何かを象徴的に描き出す画力を持つ絵師さんはやっぱりそうそう居ないような気が。
絵柄がころころと変わる絵師さんだから、賛否両論はありますが、それもある意味一つの個性ととってしまったらありかなと。多分、本質的には変わらないものがあると思うので。
どれだけ絵が変わろうとも、物語の世界観を忠実に、尚且つ女史の視点からみてその世界をより膨らませて描き出す本質。

さてさて、物語の内容ですけども。
ぶっちゃけ、序章もいいとこですね。はい。だっておもいっきり11月に続きが出るもの!
しかも作者も『長いスパンで書かせてもらえる』とか書いちゃってるし!
これ2冊3冊で終わらないんじゃ…?という不安ありけり。ま、いいけど(いい意味で)。
前振りが長いかな…?と思ったんですが、これって屋台骨なんですよね。
この難しい世界観の説明をここで怠ってしまったら、後々ちょうじりをあわすために大変なことになってしまうと思うので、多少前振りが長くなってもしょうがないということで。
といっても、歩みが遅いのは真ん中ぐらいまでで、突然物語は走り出すんですけどね。
個人的には人気のある『花シリーズ』よりもこちらの方が好きかも…って思いました。
まあ、自分達がそう思う理由は明確なんですけどね。


主人公だよ主人公…^^


主人公の啓がね、強い子なんだなー。
普通の子、って夜光さんは言ってるけど、確かに普通の学園生活を送っているという意味では普通の子なんですけどね。
この主人公は自分で戦うんですよ。
自分で剣を持って。
自分を守ってくれる存在は確かにあるんだけども、敵に最後にとどめをさすことが出来るのは、自分しかいない…というその強さが好きなんだなぁ。
強い子なんだけど、とってもいい子。いい子であり、優しい子だからこそ、啓の大切な人達が不死者(アンデッド)によって無残な死に方をしていくのが読んでいてなんとも辛い。

もうさー。啓の友達の南条なんか最初っからフラグ立ちまくってたけどさ!?
読んでる途中で
『うわわわわわコイツやべーよ啓に貰った携帯のストラップ大事に持っちゃってるよ!てか告白しちゃったYO!?なんかもうこれって、「この戦争が終わったら彼女と結婚するんだ…」とか「嫁が妊娠してるんだ…俺はもう直ぐ父親になる」並に危険フラグ立ってませんか!?』
なーんて思いつつ読んでたら、案の定でしたな…。遠い目…。
啓が前に進むために仕方がないとはいえ、結構辛いものが…。
なんか、あっぱっぱーな感じのラウル(攻2号)が出てきて、やっとちょっと話が明るくなったけど…。

やーどうなるんでしょうね。
本命攻のレヴィンは不死者ですからね。
ハッピーエンドで終わることが出来るのか。
夜光さんだからハッピーエンドだとは思うんだけど…。
どれだけラウルが頑張るんだろうね!
なんかねー、もうね、元々啓の父親とのつがいだったレヴィンなんだけども、その啓ズパパァのせいでレヴィンは不死者になった挙句、自分の愛する人(啓ズパパァ)はもう存在せず、この世に絶望しているわけでして。
で、自分を唯一殺せる存在が不死者を殲滅する為の存在、薔薇騎士(ローズナイト)の啓しかいないと。
つまーり。

「俺を殺してくれないか」

サミアを思い出したーーーーーー…
愛しい人、私を殺してくれ…っていうのは何という恍惚なんでしょうな。
依頼された方はたまらんがな!!
まとめて言っちゃうと、このお話はばいおはざーどを下敷きにして、サミアで味付けして、蔵馬を見え隠れさせたような感じ?ローズウィップ?みんな違ってみんないい…かねこみすずに謝れって話ですねほんとすみません(土下座)。






俺が……あんたを救うよ


すべての《不死者》を消した後に……


――俺が殺してやるよ。レヴィン


俺があんたを灰にしてやる。


苦しまないように逝かせてやる






今のところ危険なフラグですが、この言い方だとレヴィン殺して自分も死にそうな啓なんですけどダイジョウブデスカー?
だってこの言葉の直後に、この物語の核である言葉が出てくるんですけど。

《薔薇騎士》と《守護者》は対を成す。

つまり死?死しかないの?守護者であるレヴィン殺したら薔薇騎士の啓も死ぬの???
まぁでも今の啓の守護者はラウルだからなるようになるんでしょうかどうなんでしょうか。
とりあえず主人公の啓が好きなので、結果はどうあれ幸せになって欲しいなと思った次第。
ま、夜光さんだし大丈夫だと信じたい(言霊)。





【勝手に評価】
アンデッ度:★★★★★(殺しても殺しても生き返る…ま、駄目な人は駄目な描写が多いかな)
B L度:★(夜光さんにしてはっていう評価。ラブ度が低いちゃんとした理由もあるんだけどね。)
総  合:★★★★☆



前振りだからこの評価。最終的には★5つになること期待!
しかし作者後書の『禁じ手』が一体何なのかめっちゃ気になるんだけどな!






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Author:万里&おさる
万里とおさるの腐女子シスターズ。
姉なのにおさるに虐げられて過ごす、万年ディフェンス女、万里。
オフェンス担当、α派の笑顔で人をぶった切る(人に言われた)テラドSなオフェンス担当の妹おさる。
二人合わせて暫。

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・ネタバレしまくってます。基本的に最初は日常の日記、折りたたみで本の感想になっています。
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