暫。 グリーングラス
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2010.09.12 *Sun*

グリーングラス

本日、べっく観にいってきましたー!!ちなみに原作未読。
34巻は今からはキツイわぁ~。ということもありましたが、もういっそ先入観無しで見た方が楽しめるだろうなと思って。
感想。
俳優がよかった。
素材?きりたにけんたよかった^^だってきりたにけんた演じるチバが、仲間の皆が共通してみていた夢というか啓示を一人だけ見ていなくて、最後の最後になってやっと見ることが出来て涙流すシーン。
あのシーンが一番ぐっときたというか、一番人間味があってよかった。
ちなみに暫は、むかいさとる演じるタイラ君が一番好きでした。タイラ萌え。
にこって笑いながら、熱くなりがちなメンバーをお兄さん的目線でちょっと一歩ひいたところから皆を支えてる(流石屋台骨のベースです)姿が素敵なんですよ。しかも脱ぎまくる(悦)。うっは超萌えるww
でも、みずしまひろ演じる主人公がカッとなって、チバに対して「お前はべっくに居るべき人間じゃないのかもな」と言った瞬間に、あの温厚な…あの菩薩のようなタイラ君が超キれるシーンがもうびっくりでしたよ。
タイラ君でも人を殴るんだね!?
優しい優しいタイラ君を怒らせるなんて…主人公そりゃあんたが悪いわ(怒)と思いながら見てました(どんな感想よ)。
当初から、今回の映画はキャラ萌え俳優萌えの覚悟で行ったので楽しめたんですが、一つ言うなら。
俳優は五人ともとても魅力的に演じていてはまり役だったと思います。
コユキ役のさとうたけるが『ぼくちん』って感じで、ああ『小』ユキって感じだなーと。
サク役も何処と無く飄々としているけど実は熱いドラマーで良かった。あの何とも言えない笑顔がね^^

…なんだけども…。
やっぱりこの漫画を映像化することの意味っていうのは、漫画では…紙上ではどうあっても伝えることの出来ない『音』をダイレクトに伝えることじゃないのかな。
まあ、原作が人気コミックだから、読者それぞれのイメージがあって『コユキの声はこういう雰囲気だ』っていうのが十人十色だと思うんですよね。
だから実際に音に表現するのはとても難しいんだろうな…とは思うんですけどもね。
一番最初にコユキの歌声が流れる時、コユキの声だけが聞こえなくなって、さまざまな映像が一気に流れる演出だったんですよ。ああ、彼が歌う時、空気が変わるんだな…っていうのがそれでわかって、最初こそ理解しやすい演出だなと思ったんだけども…。
これがなー、最後の最後まで続いたからちょっと肩透かしだった…。
別に口ぱくでもいいから、最後のライブシーンだけでもコユキの声を聞きたかったというのが正直な感想。
だから、実際に歌声が聞こえたきりたにけんた演じるチバがボーカルの時に、より共感出来てしまったというか。

私達が原作を知らないから言えるのかもしれないけれど、別にイメージと違っててもいいと思うんですよ。
コユキの歌声が一切流れないって、この作品を映像化した意味がわからなくなってしまって。
まぁ俳優は非常に良かったんだが。そこに確かに意味は見出せるんだけども(苦笑)。

以前、観た事のある新感線の舞台で、SHIROH(シロー)っていうのがあったんですけど、この話の主人公が『神の歌声を持つ男』だったんですよね。
この舞台、今まで見た中でもトップクラスに入る位の素晴らしい出来。
ロックミュージカルで、実際に音源が舞台装置にあって、俳優が歌うんです。
で、神の声っていう設定だったから、凄い難しい役だよなー…どんな声なんだろう?って、凄く高いハードルがあったんですよ。
神の声っていうくらいだから、力強くて低くて太い、どっしりした声をイメージしていたら、全く違って、最初は『えっ?』って思いました。
でも、この主人公役が素晴らしくて、声質なんか気にならない位の圧倒的な声量と上手さで最後は全部持ってかれました。音域としてはテノールぐらいなんだけど、これも神の声でアリだなと。

勿論、この話はオリジナルだから、その点では映像化というか舞台化がやりやすかったんだろうけども。
結局言いたいのは、元々自分達が持つイメージと違っていたとしても、映像化した時に『これはこれでOKじゃん』って思わせるレベルのものを持ってきて、力ずくでねじ伏せてくれたならよかったのにな…ってことです。


…と、酷評したものの、本当に俳優さん達はよかったし、この映像で伝えたいこと…音楽は世界を変えることが出来る…っていうことは、胸にちゃんと届いたので、気になっている方は観にいってみて損は無いんじゃないかな?と思います。


ということで。
本日は、音楽繋がりでこの本の感想をば。


※昨日の日記にコメントくださった方へ。
すみません、返信の仕方が上手く出来ず、何故か上手く表示されません…もう少々お返事にお待ちを。
申し訳ないです…!なんというていたらくだ…。


グリーングラス (ピアスノベルズ)グリーングラス (ピアスノベルズ)
(2004/05/08)
暁 由宇

商品詳細を見る




題名:グリーングラス
作者:暁由宇
挿絵:岩清水うきゃ
初版:2004.5
発行:マガジン・マガジン


******************************************

あらすじ:
真剣な気持ちで付き合っていた恋人との別れに深く傷ついた祀は、ふとしたきっかけから高級デートクラブ『グリーングラス』でバイトを始めることになる。
それぞれの事情を抱えた客たちと身体を重ねるうちに、次第に癒されていった祀の心だったが、いつしか落ちていた新たな恋の相手はあまりにも遠い存在で…!?
暁由宇が贈るセンシティブ・ロマンス、全編書き下ろしでピアスノベルズ初登場。

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ピアス………。

って感じだった★
一言で言うなら『濃い』ですね(遠い目)。でも、面白かった。

オムニバスっぽく書かれているのもちょっと新鮮な感じ。
もちろん主人公は一人だし、一冊を通じて想い人がいるんだけども、その主人公を取り巻く登場人物達の人生模様が悲喜こもごもと、巧みに描き出されている。
しかも完全なオムニバスではなく、あくまで主人公が中心に物語は進んでいく。
さまざまな人のさまざまな恋愛模様(主人公のものも含めて)が描かれていくのですが、上手いこと纏め上げているんですよねぇ。

主人公はこの表紙絵の彼なんですけども、高級デートクラブ…とは銘打ってるけれども、ぶっちゃけ言ってしまえば男娼。
まあそんな登場人物が、一人の人を愛するようになる…というのはありがちな展開なんですけども、ボラだからこそ、ボラでしか書けない物語を作者は書いてきたんですね。
それは、このお話の肝でもあるんですが、主人公祀(まつり)は、本来は女性側…つまり受ける側の人間なんですよ。
それが、愛する人と別れることにより心の傷を負ったことで、『受け入れる』という行為が怖くなってしまう。
だから、男娼として働くようになった彼は誰とでも寝るけれども、攻としての立場を貫く…常に相手と一線を隔した状態で居続けることになる。
この考え方が「あぁ…!なるほど!」と。

そんな思考を持った祀なんだけども、自分を買った顧客と出会って、相手と触れ合っている内に自然と過去の自分と向き合うようになってくるんですね。
祀は基本優しくて、人の話を聞くのが上手いんですよ。
どのお客さんに対しても情を持って、真摯に話しかける。相手の懊悩に寄り添うように。
それは勿論相手の為になんだけども、結果的には相手にかけたその言葉が、自分自身に還ってくる。
そして、凍結した筈の自分の心に何時の間にか新しい恋心が生まれていたことをついに認めるんですよ。
ここに至るまでが長い長い。なんせ祀は当初『もう誰も愛さない!』ぐらいな気概だったんですから。
生まれた恋心を認めるのが怖かった祀が、最後の最後に自分の想いを肯定し、愛する人と幸せになることが出来て本当によかったよ…しみじみ。
なんせ、祀が本当に好きな人と結ばれるのは最後の最後の最後(苦笑)で、本文の3/4はお客さんとですからね!
でも、そのお客さんとの過程があってからこそ、好きな人と結ばれる…。
そして、その顧客同士も、実は繋がりがあって、最終的に全て補完される。
未来のある終わり方として終幕になっていて、よくまとまっています。
本の題名が『グリーングラス』なんだけども、あの有名な曲からということで、作中にもよく出てきます。
そして、祀の働く高級デートクラブの名前でもある。
原曲は本当は、とても哀しい曲なんだけども、邦題には『思い出の』とつく通り、祀は哀しい出来事を過去のものとして、明日へと進んでいくことが出来たんじゃないかなと。





「恋愛も、最初のころは一段一段、階段を上っていくような感じですよね」


祀は、自分の場合は何段か上がっては転がり落ちていたんじゃないかと思いながら、頷いた。


「お互い、気持ちを確かめるのに手探りして」


祀は上のほうにある乗り場を見上げて、言った。


「勇気を出して告白っていうのが、ちょうど乗り込むところって感じ?」


「ジェットコースターなら一周して終わりだけど、恋愛はそこで終わりじゃないですからね」






主人公のフルネームが『蓮祀』。なめらまつりですからね。よめねぇえええええ
本命攻様の名前は『五十嵐大』。いがらしまさる。まだ許せる。というか普通な名前。
なのに何故主人公はなめらまつり。



【勝手に評価】
グリーングリーン度:★★★★★
(表紙も緑。主人公の持ってる携帯も緑。着信音もクラブ名も緑)
B L度:★★★★★(設定からしてですのでね。つかピアスだし。)
総  合:★★★★☆


ボラだからこそのお話。本当に一冊で見事におさめたなぁと。


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Author:万里&おさる
万里とおさるの腐女子シスターズ。
姉なのにおさるに虐げられて過ごす、万年ディフェンス女、万里。
オフェンス担当、α派の笑顔で人をぶった切る(人に言われた)テラドSなオフェンス担当の妹おさる。
二人合わせて暫。

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・ネタバレしまくってます。基本的に最初は日常の日記、折りたたみで本の感想になっています。
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