暫。 夜明けには好きと言って
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2010.06.30 *Wed*

夜明けには好きと言って

今、現在進行形で蹴球を観ながら日記を書いているのですよ。
なんていうかもうハラハラもの…。今日の日記は日記になるのか?
そもそも野球と違っていつ点数が入るのか全く想像がつかないから蹴球ってどういう力の入れ具合で90分観戦したらいいのかわからんのだ。
…って言ってたら試合開始後たったの20分で大ピンチだよ!!!!なんかもう心臓に悪いわーーーー!!!!(頭抱え)
こういうのはやっぱどっちつかずの観戦が一番試合自体を楽しめるよね。
しかし今日の日本のGKのユニが室内ジャージに逆戻りか…orz
黄色にしておけばいいものを…。このユニになる度に、『世界放映でパジャマか…』とため息なのだった。
この感想持ってるの、絶対あたくしたちだけじゃないと思うー。
そしてこの試合が終わるまでに、あたくしたちはこの日記を書ききることが出来るのか!?


ということで。
いくら蹴球見ながら書いてるといっても、夜明けまでには書けるだろう?
…てな具合で、この本の感想をば(笑)。



夜明けには好きと言って (幻冬舎ルチル文庫)夜明けには好きと言って (幻冬舎ルチル文庫)
(2005/09/15)
砂原 糖子

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題名:夜明けには好きと言って
作者:砂原糖子
挿絵;金ひかる
初版:2005.9
発行:幻冬舎


*********************************

あらすじ:
白坂一葉は、交通事故に遭ったのをきっかけに顔を整形、名前も変え別の人間として生きることに。
ホストクラブで働き始めた一葉は、同級生だった黒石篤成と再会。
かつて一葉は黒石に告白され、夏の間付き合っていたのだ。
同僚となった黒石は、一葉に好きだと告白する。
つらい過去を思い出しながらも再び黒石に惹かれていく一葉は…。

*********************************



砂原さんって、どうしてこう…マイノリティな登場人物が多いんだろう?
物語が行き着くところは王道なんだけども、着眼点が少し変わっているというか。
この話も受攻両方ともがホストなんだけれども、ホストが出るよくあるようなボラを想像して読むといい意味で裏切られる。
主人公の白坂は所謂根暗で、マイナス思考で…こう、じめっとしてる。
そんな状態でクラスにも馴染めず、寂しい学生時代を過ごしてたんですねぇ。
でも、一人だけ友人と呼べる存在が居たわけです。それが攻の黒石。
根暗でキモチワルイと言われていた白坂にいきなり「好きだ」と告白してきたんですな。
まぁ突然なことだし、しかも相手男だし…。 
と、白坂はびっくりするんですけども、友人のいない彼にとっては他人から好意を寄せてもらえるということ自体が、とても嬉しいことだったわけです。
だから「友達からなら…」っていう条件で二人は付き合いだすんだけれども、まぁ学生ですから。
親が引越しするっつったら引越しするしかないんですよね。
てなわけで、黒石は主人公の元を去っていきます。
が。しかし。
ここで終わってれば美しい思ひ出で済んだものを、そうは問屋が卸さない。
実は黒石の告白は、友達同士でやったゲームに負けた黒石に対するバツゲームだったということが、クラスメイトの口から発覚するわけです。

ガーン…ヒーッ…ショーーーーーック…

そら…もう誰も信じない…ってなるわ!ぐれるってもんだよ。
可哀相に白坂は、益々ひねた子に育っていき、そのまま社会人へ。
でもねぇ…学生の時と違って、社会人は勉強出来るだけじゃダメなわけで。
卒業後きちんと職についていたのに、リストラという憂き目に遭ってしまう。
そして自暴自棄になった時に、運転した車が事故に…!
大嫌いだった自分の顔を、大怪我によって整形。それを機に名前も変え、別人に成り代わるんですね。
今までの生活とうって変わってホストへ転進。
その職場になんと、昔裏切られた黒石がホストとして…しかもその店の№1として君臨してたわけです。
ここで逢ったが百年目…!
自分は整形していて別人になっているから、自分が白坂一葉だとは分らないだろう、と黒石に復讐を誓うんですな。
つまりは、ホストなんか本当はさらさらやる気もなかったのに、黒石の№1の座を奪ってやろうじゃないか。という考えだったと。

うーん…この時点で、ナリセコノハーラ氏程ではなくても、あたくしたちが『マイノリティ』というのが少しはお分かりいただけたのではないかと。

まあ、その後の話の展開は王道で、誤解が解けて二人は結ばれるんだけど(勿論紆余曲折あるよ)、この物語で一番よかったのは、結局、白坂は整形はしたものの、別の顔になったわけではなく、自分の元の顔に戻っただけだった…というところなんですね。
白坂が自分の元の顔に自信がなかったのは、義理の母親から「キモチワルイ」といわれていたからなんです。
それは彼が本当の母親の顔に似ていたからなんだけども、子供の時にそんなこと言われたら心に深い傷を負うってもんで。
だから彼は、自分の顔が本当に嫌いで、かっこよくなくても、今の自分以外の顔に成りたかったんですね。
それで最初、白坂は整形で凄く綺麗になって、生まれ変わったつもりだった…のだけど、本当は何一つ変わってなかった。
昔の同級生も、一目で彼の顔を見て白坂だと分った。
ただ、白坂自信の雰囲気が変わっていたことにびっくりする。
前はいつもうつむいていて、正直気持ち悪かったというカミングアウトつきだったんだけども。
つまりは、以前と違っていたのは、気持ちのあり方だけだった。
卑屈になって下ばっかり向いていて、他人に歩み寄ろうという努力をしていなかった。
そして自分のことが嫌いだったわけなのだから、誇れない自分を他人が好きになってくれるわけもなく。
結局、顔うんぬんという問題ではなくて、心の有り様が白坂という人間全てを形成していたということだったんですね。
このあたりがね、よかったんだなぁ。
気持ち次第で、人間は生まれ変われる。良くも悪くも。






お前は自分の顔が嫌いなわけじゃなかったんだ。


ただ、好きになりたかっただけなんだよ。


だから無意識に元の顔を選んだんじゃないのか?







ホストっぽくない度:★★★★★
(仕事のこととか普通に書かれてるんだけども何故かそこまでホストホストしてなかった気が)
B L度:★★★
総  合:★★★★☆



挿絵がね、なんていうかホストっていうよりもリーマンって感じだった。二人とも。
スーツの柄とか、トーンとか他にいいものは無かったのだろうか。スーツというより背広である。
なんかなー挿絵は普通でした。リーマンものだったら全然よかったんだけど、ホストのちゃらさというかお水っぽさがもうちょっと出ていたらばよかったのに。残念ー。



…そしてまさかの延長である。なんということだ!!もう心臓がばくばくしすぎてもー死ぬ!!!マジ死ぬから!!!!
GKのかわしまが健気に見えてくる不思議。
パジャマでも頑張ってるお…(´;ω;`)


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万里とおさるの腐女子シスターズ。
姉なのにおさるに虐げられて過ごす、万年ディフェンス女、万里。
オフェンス担当、α派の笑顔で人をぶった切る(人に言われた)テラドSなオフェンス担当の妹おさる。
二人合わせて暫。

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・ネタバレしまくってます。基本的に最初は日常の日記、折りたたみで本の感想になっています。
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