暫。 愛罪の代償
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2010.06.27 *Sun*

愛罪の代償

月末はいつもの如く新刊ラッシュなので、その第一弾として三冊程購入してきましたー。
漫画はさらっと読めていいなあ。たとえ内容が濃かったとしても。
ほんとは積読本は小説のがたんまりとあるんですが、新刊と平行して読んでたらどうしても遅くなってしまう…。
このあいだ、父親にテレビでやってた速/読の方法を教えてもらったのだけど、これでちょっとでも読むのが早くなるんだろうか。
でも速/読って、そのテレビでやってる限りでは、視野を広げて動体視力を鍛えるって話だけども、自分がゆっくり読みたい本だったら速/読の意味ないしなぁ…苦笑。好きな本ってじっくり読みたいしな。
っていうか途中で面白く無いなーって思ったら自動的に速/読になるんだけどな!会話だけしか読まないとか斜め読みとか。そんなん。



ということで。
本日のは、本の薄さもあいまって、速/読並に早く読めたこの本の感想をば。
でもちゃんとこれは内容を飛ばさずにしっかり読んだよ。

愛罪の代償 (白泉社花丸文庫BLACK)愛罪の代償 (白泉社花丸文庫BLACK)
(2010/05/20)
水戸 泉

商品詳細を見る




題名:愛罪の代償
作者:水戸泉
挿絵:鵺
初版:2010.5
発行:白泉社


*********************************

あらすじ:
「どんな償いでもします」佐々谷夏生は上司である豊口笙に、何度も謝罪した。
豊口に強く憧れていた佐々谷は、豊口の妻であり自分の元恋人である杏子との密会を豊口に見つかってしまった。
「なんでも、してくれるんだよね?」
そう言質を取った豊口は、頷く佐々谷を全裸にさせ、妻であるはずの杏子の目の前で一方的な陵辱を始めた。
憧れていた上司に責め苛まれ、やがてそれが自分を陥れるために仕組まれた罠だったと知った佐々谷は、豊口が自分に強い執着を抱いていること、そして自分が豊口を愛していることに気づく。
そんな佐々谷の想いは…。

*********************************



基本、ボラの一人称ってあんまり好きではないんですね。いや、読むけど。
まあ、物語によりけりかな、とは思うんだけども、いっちばん最初に読んだボラの一人称がどうしても受け付けなくて、どうやらそのトラウマとは思うんですけどね。
そのボラは主人公の男の子が凄く女々しくて、話自体は面白かったんだけども、どうしても主人公の考え方にシンクロ出来なくて…。
一人称って、ある程度主人公の考え方が何処か同調出来たり理解できたりしないと、読むのが段々しんどくなってくるんです。
だから一人称はあたりハズレがある…っていう持論があるんですが、この本は比較的当たりだったかなと。
そもそも受はまだいいんだけども、攻の考え方が完全にイっちゃってる人なので、ねぇ…。
いっちゃってる人の一人称なんて理解できなくて当然なわけで、読んでてシンクロできなくてもそれほど苦痛じゃなかったwww
寧ろ攻の、人の話のきかなさっぷりに、読んでいて「ケーーーーー!!!!!」っと叫びながら本を真っ二つに破り捨て去りたくなってしまいましたわ★(もちつけ)

さて。
物語はとある会社の上司(攻)と部下(受)の話でございます。
大きく二話収録されていて、最初の一話目は受の一人称。後半は攻視点に変わります。
受の佐々谷は何処にでもいるような、仕事の出来る上司に憧れる、至って普通のリーマンなんですね。
まぁただ、その憧れが実は恋だったっていうのに、鈍くて気づいてない。
そしてその憧れっていうのが結構異常なくらいの好きっぷり。
ま、その点を除けば彼女もいる眼鏡のイイヤツって感じだったわけです。
ところがどっこい。
その上司に自分の彼女を紹介したところ、しばらくたって上司とその彼女が結婚する…と言い出した。
えっ…?それって酷くね?って( ゚д゚)ポカーンとしたんですけど、佐々谷はさらっと流します。
上司の豊口は仕事も出来るしいい男だし、納得したんですねぇ。
…その時点でどうかと思うんですけども。自分の気持ちに気づけよ佐々谷!って思うんですけどねぇ…。
彼女に本当に愛情持ってたらそんな直ぐに納得せーへんでしょうに…。
まあ、そういう受の自分の気持ちに鈍感なところは置いといて、それ以外はまぁ普通の人なんだよね。
普通の人、っていうか普通の感覚を持った人。
だからそんな普通の人が、完全にいっちゃってる豊口とこう、意思の疎通が出来るわけでもなく。
だってわりとページの最初の方で、作者曰く『ついったーで書いたら全員ドン引き』っていう特殊ぷれい…。
特殊…っつーか 工エエェェ(´д`)ェェエエ工 としか言い様が無かったのだった…。
豊口は自分の妻であり、佐々谷の元カノである人に、佐々谷の子供を産ませて、その子供を自分のモノにするというね!
豊口は佐々谷が好きで、でもどうあっても佐々谷は自分のものにはならない…と何故か思い込んでいて、ならば佐々谷の血を引いた子供ならば…っていう考えなんだけど、もう完全にヤンデレっていうかヤンの部分しか残っていないという強烈極まりないこの思考回路。
佐々谷はそれでも、「豊口のことが好きだ」と言うのだけど、いっちゃってる豊口にその真心は通じず、健やかだった筈の佐々谷も、段々と豊口に関わっている内に心を毒されていってしまうんですねぇ…。
それが佐々谷の一人称で語られるものだから、読んでいて

;´Д`);´Д`);´Д`);´Д`)アアアアアアアア

って感じなのですよ。佐々谷の思考回路が最初がまともだっただけに、どんどんと壊れていく様が、もう手に取るように分るというか。
で、佐々谷視点の話の最後の最後で、大きな事件が起こるんだけども、なんというか…客観的に言うと佐々谷はどう見ても幸せには思えないというか寧ろ不幸なんだけど、佐々谷の視点で言うと『幸せ』になるんですよね。
何故かというと、今までいくら言っても信じてくれなかった『好き』という言葉を口にした時に豊口は初めて、何も否定せずに抱きしめてくれたから。
今までどうあっても絶対に信じてくれなかった愛の言葉を、最後の最後で信じてくれた…。
っていうのがね。唯一の救いだったわけですよ。他がどんなに酷くてもね。ええ。この時点ではね。

だがしかしだ。
二話目の豊口視点の話を読んだ時の何、あの絶望感。
思わず机につっぷしたわああああ!!!!!!
佐々谷、ちっとも救われてねええええええええええええ!!!!!!!
二人の気持ちは平行線どころか錯覚ですよ!錯覚の関係ですよ!!!
お互いに、確かに愛し合っている筈なのに、これ以上なく愛し合っている筈なのになんでやねーん!!!
なんかもー…佐々谷が気の毒でならないというか、豊口に一片の同情の余地NASHI!!ですよ。
そりゃー豊口の精神が病んでいるのも悲しい過去があるにしてもだ。お前もうちょっと人の話聞けや?な?
人の声にちょっとでも耳傾けようぜ?お前、耳餃子にしとるやろ?な?
兎に角、豊口視点の終わりを読んだ時といったら無かったorz






だって僕には、佐々谷くんの子供は産めないからね






はい。豊口の発言。彼の発言はある意味全て名言なんですけども、ケーーーーー!!!!!っていって後ろからとび蹴り食らわせたくなりましたねええ。マジで人の話聞けよ!



俺の話を聞け度:★★★★★(2分だけでもいいんだ…)
B L度: ― (ちょっと特殊すぎてなぁ…評価に困るわ。ダメな人は絶対ダメだと思う)
総  合:★★★★



なんというか、誤字脱字が多すぎたのがもったいなかった…。
作者は悪くないと思うんですがね。最終的に何とかするのは編集さんだと思うんだ。フォローするのがお仕事でしょう…。
っていうか登場人物の名前が違うのはアウトでしょうに…。
他にもちっちゃい間違いがぽろぽろとあって、その度に現実に引き戻される感があって、特に一人称の物語だからなんだろうけど、それが残念でならない。

そうそう、作者の後書が秀逸だった。ある意味後書が一番面白かったのでした。


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万里とおさるの腐女子シスターズ。
姉なのにおさるに虐げられて過ごす、万年ディフェンス女、万里。
オフェンス担当、α派の笑顔で人をぶった切る(人に言われた)テラドSなオフェンス担当の妹おさる。
二人合わせて暫。

【当ブログについて】
・ネタバレしまくってます。基本的に最初は日常の日記、折りたたみで本の感想になっています。
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