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2010.05.20 *Thu*

エス

ふと思い立って、えすぴーの公開の日程がいい加減決まったどうかぐぐ先生に聞いてみた。
そしたらなんと…!!!公式のサイトが出来てるじゃないですか!!
しかも正式な公開日も決まっちゃってるじゃないですか!
しかし…最も驚いたのは、まさかの二部作ですよええええええ聞いてねええええええええ
いや別にいいけども!むしろ楽しみが増えて嬉しいけども!
第一部野/望/編と第二部革/命/編だってさ…!あかんぞちょーもゆる。楽しみすぐる。
ずっとずっと待ちつづけたからな!待ったかいがあるってもんだ。
公開日は仕事の休みをとって映画を観にいこうかなってくらいですからね!
もう一度ドラマのDVDを見直して、内容をおさらいしておかないと。
だめだ…多分観たらおかだ君ハァハァつつみさんハァハァだ…。
ほんと楽しみ…!あまりに待ちすぎて語彙がすくなくなるぐらいに楽しみだ…!!
でも、ボ部のメンバーは誰もえすぺー観てないんだよなぁ…観たら絶対はまるとおもうんだけどなぁ…。
唯一話の通じるオタいとこにえすぺーいいよねって必死に同意を求めたら、
「ああーいいよなーおかだ君。つつみさんもかっけーんじゃー。だったら二人ともハ/ゲ/タ/カ観ろ~。」
と逆に別のものを薦められた。さすがオタ教祖。確かにはげたかにも目ぇつけてたけどなあ。
スーツ萌。戦う男萌。


ということで。
本日はたたかう男繋がりで、この本の感想をば。

エス (SHYノベルス)エス (SHYノベルス)
(2005/02/10)
英田 サキ

商品詳細を見る




題名:エス
作者:英田サキ
挿絵:奈良千春
初版:2005.2
発行:大洋出版


************************************

あらすじ:
警視庁組織犯罪対策第五課、通称「組対五課」の刑事である椎葉は、拳銃の密売情報を得る、言わば拳銃押収のスペシャリストだ。
その捜査方法はエス(スパイ)と呼ばれる協力者を使った情報収集活動に重点がおかれている。
椎葉は新宿の武闘派暴力団・松倉組に籍をおく男を情報提供者として工作している。
ある日、寝起きの椎葉に一本の不明な電話がかかってくる。
おまえのエスに気をつけろ、と。
劣情と矜持、孤独が交錯する男たちの物語!!

************************************



まとめて感想を書こうかと迷って、結局4巻分の内容を一つの感想にまとめるのは無理と判断し、別々にしますた。
もう、英田さんの代表作ですよね。デッドロックシリーズもそうだとは思うんですが、数多あるボラのジャンルの中でも多い、893×刑事ものの作品の中の最高峰に属するんではないかなと。
ストーリーもそうなんだけど、挿絵がまた素晴らしいのよ。神。
挿絵というか、特に中の白黒の扉絵。4冊に渡って、登場人物を動物に模した絵が描かれてるんですが、これは奈良女史の粋な計らいだと思いませんか?
最初、読む前は1巻の中扉絵を見て、ド/ー/ベ/ル/マ/ンが椎葉のジャケを着て、銃を咥えてるから、これは椎葉のことなんだなぁ…と思ってたんですね。
でも、椎葉ってド/ー/ベ/ル/マ/ンってイメージじゃないかも…と考えてたんですが、1冊読んだら納得。この犬は宗近のことだったんですねぇ。
こういう読者の想像力をくすぐるような絵を描くことが出来るのは本当に神絵師さんだと思う。
しかもこれが4冊に渡って続いてたもんだからもうやられたーとしか言い様が無いですよ。絵だけで物語になってるんだもの。
そんなわけで、絵だけで感想が書けそうなこの作品の一作目。

事前知識として暫二人が知っていたことは、先ず刑事が主人公。893×刑事。
刑事椎葉とその刑事のエス(スパイ)が攻の893の宗近である。
篠さん(椎葉の義兄)が素敵vvvということだけだったんですね。
ええ、事前知識ですが何か?

で、読み始めたら何か最初、椎葉は違う人(安東)とエス契約しちゃってるじゃないですか。
しかも『安東に気をつけろ』という垂れ込み電話なんかもかかってきて、しょっぱなからきな臭い雰囲気ぷんぷん。
そうか、この安東が椎葉を裏切るから、新たに宗近をエスにするんだな?ふむふむ…。
と、思っていたら、まさかの展開ですよ。

あんどぉおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!お前ちょーいい人じゃないのっ!!!!!!!!!!うわああああああんなんで良い人は早くに亡くなってしまうんだああああああ(突っ伏し)!!!!!

つーか、読者は皆が思ったんじゃないでしょうか。
宗近…お前の表現はわかりにくすぎる…言葉がたりねーーーーーーーよ!!!!!!!
なんてね。ふふ。
安東が死んじゃったのは椎葉のせいよりも、宗近のせいじゃね?もしかしなくとも宗近のせいじゃね??
しぃしぃ(椎葉の意)悲しんでるよ…そりゃ悲しいわなぁ…。自分を責めてるよ…。責めなくていいよ…だって宗近のせいだもん(酷)。
だって宗近がちゃんと『安東の身辺に気をつけろ』とか『安東を守ってやれ』とか、もっと理解しやすいように言えばよかったのに…!!おかげさまで可哀相な椎葉は、宗近の言葉を額面どおりに受け取って、自分を裏切るのが安東だと勘違いしてしまったんですね…。や、誰でもそう思うけどな…。
特にエスと刑事っていう特殊な関係だしね。
この安東は、色々裏の仕事をしていて、本来は見返り無しに動くような人間ではないのだけど、椎葉に対してだけは…愛で接してるんです。
確かに二人はエスと刑事なので、必要な情報のやり取りはあるんだけども、決してそれだけではないのですよ。
きっと安東はその情報がもらえなかったとしても、椎葉に尽くしていたんじゃないかなって。
…とまぁ散々語ったのですが、安東は最高のエスだったわけなんですね。過去形なのが悲しい…。

安東が殺されてしまったことは、椎葉のこれからの運命を決定付けます。
エスは自分の組織を裏切って刑事である自分に情報を提供しているのだから、もしもその身に危険が及んだら全身全霊をかけて守ってやれと、先輩刑事が椎葉に諭したことを、身をもって椎葉は理解するんですね。
これが、このシリーズの根底を流れるテーマです。刑事とエスの繋がり。

そしてやっと宗近ですよ。
宗近がねー。最初はね、読む前の勝手なイメージで、無口で強そうで、THE★攻様。
…と考えてたんですが、読み出すと宗近は無口どころか助平なえろおやじで、下品なギャグを連発しますことよ。
自分の息子をして『マグナム』。ベレッタじゃなくマグナムだそうです。はいはい。
THE★攻様ってのはあってたけども。
椎葉は刑事なので、ずっと刑事とエスである宗近との関係に悩み続けます。
でも、重い雰囲気の中でも宗近のそのマグナムなギャグとかでちょっとコミカルになってたりもするんですよね。
そして、何よりも宗近の椎葉に対する想いは変わらないから、そこに救われるというか。

この話は、ボラの中では登場人物が比較的多い方だと思います。
まあ4冊にもなってるっていうのがあるんでしょうが、でも、その登場人物一人一人の個性がきちんと確立していて、その世界を生きてるんですよね。

正直、1巻だけで言えば多分話はこう進むんだろうなぁーっていうある程度の予想はつくんですよ。
『それ絶対盗聴器しかけられとるがな!気づきなはれ!仮にも刑事!』とかね。
それでもやっぱり面白いと感じてしまうのは、魅力的なキャラクターのおかげなんだろうなと。
しぃしぃがどんな風に歩んでいくのか。宗近と幸せになれるのか。しのさんはどうなっていくんだろう…とか。
そういうのが気になってどんどん読み進めてしまうんだなぁ…。
で、読んでいったら、1巻は2,3,4を描く為の序章だったんだということに気づくんですね。種まきの巻。

ちなみに好きな場面があるんですが。
椎葉が宗近に向かって、『お前のものになれない』と断言した直後に、その場を去ろうとする宗近をむりやり引き止めて『お前が欲しい』と宣言。
挙句腰に抱きつき(この時椎葉は丸裸)、『わけがわからん』『これはどういうシチュエーションなんだ?』と困惑する宗近をよそに、『俺がお前を捕まえた場面だ』とのたまうのでございました。
うん、確かにわけわからんよね、宗近(笑)。でも、しぃしぃのいいところはそこなんだなぁ。
自分が宗近のものにはなれないが、宗近が自分のものになるならば、刑事とエスの関係としては有利な立ち位置にいるから、なんとしてもそう持っていきたい…という椎葉の必死さがね。
そんな、表面張力であっぷあっぷいっぱいいっぱいで必死な椎葉を、度量の大きな宗近が『じゃあお前のものになってやるよ』と、自ら椎葉の持つ鎖につながれるんですね。それが中表紙の立派なワンコ。

あと、もう一つが篠塚が、義弟の椎葉に公園で話しかける所。
見かけても直ぐに話しかけるのではなく、椎葉の後方の離れた所から携帯で話しかけるんですが、それがドラマのワンシーンのように目に浮かぶんですよ。
そして、亡くなった姉、篠塚にとっては妻だった人を失ってから生まれてしまった二人の間のわだかまりが、やっとここで、少しだけとけていくんです。
椎葉が『義兄さん……っ』と篠塚を思わず呼び止めるシーンは、もう…。
しぃしぃーーーーー!!!!!ウワァァ-----。゚(゚´Д`゚)゚。-----ン!!!! 涙無しには読めないのですなぁ…。
しのさんにマフラーを巻いてもらうしぃしぃの場面がもうね…純粋な家族としての愛情の関係の二人が素晴らしいんだ。
英田さんも書いてますが、椎葉と宗近の関係にしのさんが入ることでスパイスがきいたとのこと。
しのさんの存在は偉大なのですよ。大好き。







エスは俺の大事なパートナーだ。


俺は何があっても、決してエスだけは裏切ったりしない。


もしもエスの身に危険が及んだ時は、俺が守ってみせる。


命がけで、全身全霊を傾けて。


俺にとってエスとはそういう存在だ。








【勝手に評価】
しのさんにマフラー巻いて欲しい度:★★★★★(寧ろ首を絞められたってかまわない。悦。)
B L度:★★★☆
総  合: ― (四冊まとめての評価にします)




そういえば英田さんの4巻通じての一番のお気に入りの挿絵が、1巻のP219の絵らしく、なんでも宗近のおしりがせくすぃーだそうで。そう思ってもう一度その絵を見てみると、確かに素敵なお尻でございました。

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Author:万里&おさる
万里とおさるの腐女子シスターズ。
姉なのにおさるに虐げられて過ごす、万年ディフェンス女、万里。
オフェンス担当、α派の笑顔で人をぶった切る(人に言われた)テラドSなオフェンス担当の妹おさる。
二人合わせて暫。

【当ブログについて】
・ネタバレしまくってます。基本的に最初は日常の日記、折りたたみで本の感想になっています。
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